0-1. クリニック新築 打合せの流れ クリニックの新築時、院長先生が知っておくべき打合せの流れを3回シリーズでご紹介しています。今回は最終段階の第3回、工事中に行う「工事監理」がテーマです。 >第1回「基本設計」コラムはこちら >第2回「実施設計」コラムはこちら 0-2. 「監理」とは? 建築士の業務として、設計とは別に「工事監理」という業務があります。これは法律で義務付けられた業務で、 「工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認すること」 を言います。(建築基準法、建築士法) 一方、同じ「か…
0. 設計打合せの流れ クリニックの新築時、院長先生が知っておくべき設計打合せの流れをご紹介しているコラムの第2回、「実施設計」についてご紹介いたします。 打合せの流れ: >第1回「基本設計」コラムはこちら 「実施設計」の成果図面の枚数は、平均約100枚。(床面積200㎡前後のクリニックの場合)デザイン・機能・コストパフォーマンスを最大限に発揮するためのポイントを盛り込んでいます。ぜひ、これからご紹介するポイントをご参照ください。 【目次】1. 「実施設計」のゴールは?2. 「実施設計」で決めること3.打合せ頻度と項目の例 1. 「…
0. クリニック新築 打合せの流れ 医院開業前の準備には事の大小、期間の長短様々ありますが、中でも建物の設計打合せは非常に重要な準備の一つです。この打合せが甘いと後に想定外の増額や不具合を生む原因にもなりますので、丁寧かつ適正なタイミングで進める必要があります。 いつ、何を決めれば予算・デザイン共に納得の建物が完成するのでしょうか?このコラムでは、クリニック新築時の打合せを3段階に分け、時系列に沿ってポイントをお伝えします。ぜひ、参考になさってください。 打合せの流れ:今回のコラムは第1回として「基本設計」についてのご紹介です。 【…
0. 医療福祉施設を依頼する2つのルート 医院建築(クリニック)や福祉施設の新築を考える際、大きく2つの依頼先が考えられます。 A:設計施工会社・ハウスメーカー 設計から施工までを1社で行うスタイル。 多くが大手企業であり、 品質・対応ともに安定したイメージが人気です。 B:設計事務所 設計事務所が作成した設計図書を元に、 建設会社を入札・紹介等により決定。 デザインが自由であることをメリットとして挙げられる方が多いのではないでしょうか。 両者には多くの違いがありますが、意外と知られていないのが設計事務所に依頼すると、 1.低コスト…
0. 院長動線から見たクリニック設計の注意点 WARAKUSHAが大切にしている 「顧客(患者)」「従業員(受付・医療スタッフ)」「経営者(院長)」 の「3者」が満足する動線計画について、第3回である今回は 「経営者(院長)」 のお話しです。 ハードな院長先生の一日を支える動線計画について、事例を交えながらご紹介致します。 前回までのコラムはこちら: 総論:「3者満足」の動線計画 第1回:「患者動線」 第2回:「スタッフ動線」 【目次】 1. 出勤:通用口~院長室 2. 診察時間内:診察室等、裏動線 3. デスクワーク・休憩:院長室…
0. スタッフ動線から見たクリニック設計の注意点 WARAKUSHAが大切にしている 「顧客(患者)」「従業員(受付・医療スタッフ)」「経営者(院長)」の「3者」が満足する動線計画。第2回である今回は 「従業員(受付・医療スタッフ)」 についてお話しをさせていただきます。 スタッフの方々の業務シーンに沿って見ていきましょう。 前回までのコラムはこちら: 総論:「3者満足」の動線計画 第1回:「患者動線」 【目次】 1. 出退勤:通用口~ロッカー 2. 受付時間内:受付、診察、検査、処置等 3. 休憩:控室、裏動線 1. 出退勤:通用…
0. 患者動線から見たクリニック設計の注意点 前回のコラムで、クリニックのデザインには 「顧客(患者)」「従業員(受付・医療スタッフ)」「経営者(院長)」 の「3者」皆が満足する動線計画が非常に重要であるというお話しさせていただきました。 この3者の具体的な動線について、3回に分けてコラムでお話ししていきます。 第1回は「顧客(患者)」の動線について。 治療や診察のパフォーマンスを最大限に発揮できるクリニックデザインについて、患者さんの来院から退出までの行動順にご紹介していきます。 【目次】 1. 来院:入口~受付~待合室 2. 診…
0. 患者目線の動線計画=選ばれるクリニックではない3つの理由 一般論として、顧客満足度が高ければ安定した経営に繋がります。 また最近では、従業員満足(ES)あってこそ良いサービスを生み顧客満足(CS)をもたらすという「ESなくしてCSなし」という言葉も耳にするようになりました。 しかしクリニック等建物の設計においては、どちらも十分ではありません。「顧客(患者)」「従業員(受付・医療スタッフ)」そして「経営者(院長)」それぞれの目線で見て、この「3者」皆が満足する動線計画が成立する建物が、結局患者さんに永く愛されているのです。 この…