2024年終盤。
和楽舎にて設計させていただいた
歯科医院様の工事が始まりました。
書店だった建物のリノベーション。
まずは屋内外の仕上の解体工事です。
給排水・電気等のインフラや
医療機器類の配管・配線が
行えるよう準備しています。
鉄骨の構造体も見えてきました。
私達建築士の業務としては
「工事監理」の始まりです。
「工事監理」とは
工事が図面通りに行われているかを
チェックする、建築士独自の業務です。
和楽舎の行う工事監理としては、
現場では施工状況を確認する他、
内外装の色合わせについても
実際の環境下で最終調整します。
また、事務所のデスクでは
工事用の詳細図(施工図)をもとに
各部の納まりや精度を検証。
工事の品質に関わる事項となるため
ミリ単位でしっかりと確認します。
こうして工事期間中、
施工会社さんと密に協議しながら
現場で、デスクで、完成まで伴走します。
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クリニック新築の流れ
【第3回:「ていねいな監理」がもたらす3つのメリット】
さて。
計画地は浜松市内・和地町。
浜名湖にほど近く、緑豊かながら
街道沿いで活気ある立地です。
お施主様は、ともに歯科医であるご夫妻。
「0歳から通える歯科」を開院されます。
開業への想いである
「地域の方々が笑顔で過ごせる場」
を、先生ご夫妻らしさを添えて
表現するために。
建築においても、誰もが直感的に建物を
使える「ユニバーサルデザイン」を
ベースに、動線や居心地について
先生方と対話を重ねながら
設計を練り上げました。
クリニックや設計内容については
完成後にじっくりご紹介予定です。
ぜひ、お楽しみに!
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