先週末は、中学生が職場体験に来てくれました。
建築設計に興味のある生徒さんが
2日間和楽舎へ「出勤」。
それぞれのコンセプトに沿って、
住宅設計を体験してもらいました。
和楽舎名物の「鉛筆手削り」に始まり、
フリーハンドスケッチから展開させて設計。
最終日のプレゼンへ向けて成果物を作ります。
プレゼン後は講評に加え、
代表•山﨑の個別レクチャー。
それぞれの持ち味がより活きる表現を
実演にてアドバイスしました。
生徒さんからの質問タイムでは
「自分も技術者になりたいのですが、
代表はいつから、どのように職業を決めましたか?」
「なぜ人は働くのでしょう?」
など、進路の詳細から哲学的な内容まで、
ざっくばらんにお話しするひとときとなりました。
彼らの作品の素晴らしさはもちろん、
何事にも真摯に向き合い学びを得る姿勢に
私たちも大いに刺激を受けました。
実はこの「職業体験」、始まりも
ある生徒さんの行動からだったのです。
遡ることコロナ禍前。
デザイナー志望の生徒さんが
和楽舎を見つけ、
「職場体験ならここに行きたい」
と学校に直談判、
先生経由でオファーをいただいたのが
初回開催のきっかけでした。
以降、いつしか恒例行事となり
建築家志望をはじめ
理工系、芸術好き、歴史好きなど
個性豊かな生徒さんが
思い思いに表現する行事に。
行動力あふれる彼ら・彼女らの将来が
私たちも楽しみです。
将来、ふと思い出せるような体験となっていたら
職業人として、とても嬉しいことです。
(里沙)