こんにちは。
スタッフ 里沙です。
ライフスタイル誌などの記事に時折登場する
「ヒュッゲ」という暮らし方。
見聞きし、日々の暮らしに取り入れている方も
多いかもしれません。
ヒュッゲ(Hygge)は北欧・デンマークの言葉で、
「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のこと。
「世界幸福度調査」で
常に上位にランクインするデンマーク人が
旧くから大切にしているマインドセットのひとつです。
家族や友人と暖かい部屋で
ゆったりとおしゃべりするような、
そんなひとときもヒュッゲな時間ですね。
住宅をはじめとした建築の設計でも、
ヒュッゲは欠かせないテーマです。
この「ヒュッゲ」の原点になっている
「リュッケ(Lykke)」なる考え方を私は最近知り、
最近こんな本を読んでいます。
↓
リュッケ(Lykke)とは
「幸せ」という意味の言葉。
「ヒュッゲな国」である
デンマークの人々の生き方を通して、
毎日を心豊かに生きるヒントが紹介されています。
デンマークが完璧な国家だから国民が幸せ、
という話ではありません。
日常の中で幸せを見つけるのが上手な国民性と、
その環境をサポートする国家。
その文化から、世界中のどの国の人でも
「6つの宝」
を見つけることで幸福度高く生きることができる、
ということが描かれています。
6つの宝とは、
「一体感」「お金」「健康」
「自由」「信頼」「親切」
とのこと。
どれも、笑顔で生きるために磨き続けたい宝です。
ところで。
デンマークと日本の共通点も、
本では紹介されていました。
どちらも控えめであることを美徳とする国民性で、
「ヤンテの掟(おきて)」
なる共通認識が、デンマークにあるとのこと。
・自分は他人よりも優れていると思ってはならない
・他人から気にかけてもらえると考えてはならない
というのが、ヤンテの掟です。
日本では
これらに偏りすぎた教育による創造性の欠如など
マイナス面にフォーカスされることも多いですが、
何事にも光と影があるもの。
利他の心で互いに助け合う精神は、
万国共通で幸せの源なのだと思います。
可愛らしい表紙も魅力的な
「リュッケ」の本。
気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
(スタッフ:里沙)