こんにちは。
スタッフ 里沙です。
先日まで
高校生が1名、実習で事務所に来ていました。
実習テーマは「私の家」の設計。
1日4時間×4日間という限られた期間の中で、
敷地の選定と平面プランの決定、
外観・内観のイメージ作成を行い、
プレゼン資料まで作成するという
濃密スケジュールでした。
最終日には、学校から先生も来られて発表会。
建築家を志しているという彼は、
専門の教育を受けたことが無いにも関わらず、
所長の指導内容をみるみるうちに吸収。
コンセプトから立体イメージまで、
それはそれは、素晴らしい発表内容だったのです。
明るく人間性の良さもにじみ出ていて
私もつい応援に熱が入ってしまい、
さらっと宿題まで出してしまいました^^
スタッフのさおりさんは、
今回の実習テーマに合った書籍を手土産に進呈。
実月さんは、積極的に発表内容に質問。
温かいスタッフと一緒に仕事が出来ている喜びも
再認識した4日間でした。
彼にはぜひ、道を進み続けてほしいです!
【6月25日はA.ガウディの誕生日】
...ということで、
以前友人からプレゼントされた本
「まぼろしの奇想建築」で、
ガウディのページを見返してみました。
スペインのサグラダ・ファミリア教会で
有名な建築家・ガウディですが、
それにそっくりなホテルが
かつてNYに計画されていたそうです。
(写真は書籍より)
結局建設されることのなかった幻の建築ですが、
直線的なビルのひしめくNYの街に
こんなホテルがあったら...と妄想すると
ワクワクします。
ひとつの建築が成りたつには
建築主の想い、市場ニーズ、資金、
設計者・施工者を含めた協働メンバー、
資材(ウッドショックの現在なら木材)など...。
様々な要素が全て揃い、共鳴する必要があります。
すべての建築は
奇跡が積み重なって建っているのだと
改めて気付かされました。
いま目の前に仕事があることも、
とても有難いことです。
日々ベストを尽くそう!
(スタッフ:里沙)